研修参加者インタビュー
インタビューのまとめ
- 自分の強みについてはもちろん、メンバーの強みに気づき理解が深まったことが、一緒に仕事をする上で確実にプラスになると思った。
- 3日間に分けて行ったことで、振り返りながら着実に次のステップに進むことができた。
- グループ分けを何度か行ったこと、参加者同士でのワークが多かったことで、色々な方と話せたこともよかった。
- 資質のパターンを知ることで、メンバーがどんな思考や価値観をベースに発言しているかを知ることができた。その影響で他者を受け入れやすくなり、仕事のやりやすさにも変化が出てきた。
<話し手>
事業開発部 O氏
メディカルアフェアーズ 事業開発部 兼任 N氏
メディカルアフェアーズ部 A氏
プロジェクト・ポートフォリオマネジメント部 M氏
人間の資質というのは、こういうふうに分類できるんだと、驚きがありました。
―
研修全体を通して、どうでしたか?印象的だったところとか、率直な感想はどうでしょうか。
O氏
まさに”ストレングス”・ファインダー。自分の強みについてある程度認識しているところもあった反面、全く認識していないところもあって。そういったところに自分で気づくことができました。
あとは、他の方々の強みを改めて認識できたことですね。あぁやっぱり、この人はここが強みだなと理解できたことが、一緒に仕事をする上で確実にプラスになると思いました。
あとは、他の方々の強みを改めて認識できたことですね。あぁやっぱり、この人はここが強みだなと理解できたことが、一緒に仕事をする上で確実にプラスになると思いました。
A氏
正直、研修をする前は占いのようなものかなと、穿った見方を持っていました。ですが研修を重ねていく上で、一緒に働いているメンバーの強みですとか、“この資質にはこんなパターンがあるんだ”といった気づきがあったことがすごく大きくて。研修後の方が、ストレングス・ファインダーの良さに気付くことが多かったですね。
M氏
資質とぱっと言われても曖昧な部分があったのですが、分類でちゃんと分けられることに、本当にびっくりしたというか。
―
34個にも分けているんだ!みたいな感じですかね。そういった分類の仕方という物差しがあまりなかったりしますよね。
M氏
そうですね。
N氏
これまで受けたことがある研修は、自分の性格診断とか、足りないところ診断ですとか、こんなところを改善しましょう!といったものでした。自分の強みに重点を置いて見るのは、新しくて面白いなというのが率直な意見ですね。
あと、普通ですと研修は1日で行うのですが、今回3日間に分けたのが良かったなと思っています。1日でバーっと一気にやるよりも、3回に分けた方がプロセスする時間もあって、私は良かったなと思います。
あと、普通ですと研修は1日で行うのですが、今回3日間に分けたのが良かったなと思っています。1日でバーっと一気にやるよりも、3回に分けた方がプロセスする時間もあって、私は良かったなと思います。
O氏
一気に受けると情報が多すぎて、その分忘れちゃうんですよ。小分けにして学べると、数日後に振り返ってあぁそういえばこれだったなと。着実に次のステップにいけるというか。
M氏
振り返りはしやすいかもしれないですね。
―
なるほど、おっしゃる通りですね。
A氏
班変えを3回行ったことも、色んな人と話せたので良かったなぁと。
M氏
業務によってはなかなか話さない、というか話せる機会が少ない方もいらっしゃるので。そういった意味では、様々な方と話せたことも良かったと思います。
皆さんと一緒にアクティビティをやれたのがポジティブだったかな、と思っています。
―
印象に残った場面、シーンはどんなところがありますか。
M氏
私は、最後のカードを使ったワークが。
他参加者
あ~うんうんうん。
M氏
カードを使ったことで、実際に手を動かしながら、どうやったらポジティブな感情に持っていけるのかと考えられた。私はそれが一番印象深いですね。
―
なるほど。
O氏
確かに。カードを使うと資質ごとの繋がりというか、この資質がこう動いて、この資質はここに来てこういう考えになるといったように、より理解が深まりました。一番印象に残りましたね。
A氏
私も同じです。
O氏
私はただただ前に立ってレクチャーされるのではなく、全体的にアクティビティをやれたことが、今回の研修の良かったところかな、と思いました。
A氏
あの宿題も良かった!2回目と3回目の間に行った、「ジョハリの窓」という周りの人に聞いてみるワークですね。部内でお互いの良いところ、どう見えているかといったことを書き出すもの。すごく部の活性にもなって、メンバーが普段どんなことを思っているのかを知ることができました。
M氏
研修があるから、という名目があれば頼みやすいですね。
A氏
私の部では、エクセルシートを使って、悪いところは辞めよう、良いところだけをお互い書き合おうと決めました。もちろん匿名で。多くの人たちが書いたのですが、やっぱり人によってコメントの数が違う。私は最後の方だったので、みんなが同じ感じになるように調整しました(笑)
他参加者
すごい、平和!
この人はこういう資質を持っているからこうやっているんだと受け入れやすくなり、どう対応すれば良いのかと思っていた部分が鮮明になりました。
―
改めてこの研修を受けての学びですとか、気づいたことは何ですか。
A氏
人は見た目によらないことです。他人がこうじゃないかって決めつけていた、といった点に気が付きました。今まで話せていなかった人の強みを考えた時に、傍から見たときには分からなかったけれど、この人はこういうことをベースに考えて発言をしていたんだなと知れて、すごく理解が深まりました。
―
資質というものを通じて、その人の無意識の思考とか感情、価値観が理解できると、何をベースに喋っているか分かって安心するところもありますよね。
A氏
無口だと思っていた人が、内省する、考えて話すタイプの人だった、とかですね。
O氏
自分の強みに誇りをもって業務を達成したときに、その強みを評価してもらえるとモチベーションに繋がります。逆に弱みの部分を言われると、やっぱりモチベーションが下がります。そうなると、やはり強みにフォーカスすることの良さを改めて認識しました。
M氏
同じ部署でも本当にバラバラの強みだった。お互い補いあったらより良い成果が出せるんじゃないかと感じました。
O氏
自分はそれぞれが違う考えで、そういう風にこんなことも考えられるんだ、この人はこういう資質を持っているからこうやっているんだと、受け入れやすくなりました。
N氏
私は元々人を分析するのが好きなんですが、今回研修を受けてみて、例えばある人がこんな行動をしてこんな考え方をしている理由が、ストレングス・ファインダーではこの資質に当たるのか、と分かるようになりました。
全員と共有できた訳ではないですが、3回の班替えを行っていく中で他の方の資質を知り、この人にはこういう風に接したらもっとベターなのかなと気付いたり。様々なアプローチの仕方にも気付けましたね。
全員と共有できた訳ではないですが、3回の班替えを行っていく中で他の方の資質を知り、この人にはこういう風に接したらもっとベターなのかなと気付いたり。様々なアプローチの仕方にも気付けましたね。
M氏
今までどういう対応をすれば良いのかなと思っていた部分が、より鮮明になりますね。的確な聞き方が出来るようになったという部分はありますね。
自分の弱みがわかって、他の人の強みがわかって。そこのパズルを合わせるイメージができたことで、煮詰まっていたことが上手く進み出しました。
―
業務とか仕事に関係なく、家族や周りの人に対してでも、ストレングス・ファインダーを今、どんな風に活かしていますか。
A氏
カードワークによって、煮詰まって進まなかったものごとが進みだしたといったことがありました。
研修のときに、私と上司が同じ班になったのですが、似たような資質だったんですね。一緒に仕事をすることが多いのですが、ちょうどこの研修の時は失敗して煮詰まっていた時期で。失敗パターンをカードで並べたとき、並べ方がぴったり合ったんです。
研修のときに、私と上司が同じ班になったのですが、似たような資質だったんですね。一緒に仕事をすることが多いのですが、ちょうどこの研修の時は失敗して煮詰まっていた時期で。失敗パターンをカードで並べたとき、並べ方がぴったり合ったんです。
インタビュー時にも、資質カードを使いながらお話を進めました。
A氏
「あぁ、もしかして我々は失敗パターンが一緒だから、いくら二人で考えても上手くいかないのかもね」とその場で気づきました。
同時に、同じ班に全くタイプの違うAさんがいました。Aさんは、自分の思考パターンは内省があるから、行きたいと思う時に尻込みしちゃうんだよねと話していました。仕事をしていく中でうまくいっていない案件に着手するときに、自分たちは内省という素質はないんですが、Aさんだったらどうするんだろう、と二人で考えるようになったら、そのやり方がすごくハマって。進まなかった物事が一個ずつ進み出したんです。
同時に、同じ班に全くタイプの違うAさんがいました。Aさんは、自分の思考パターンは内省があるから、行きたいと思う時に尻込みしちゃうんだよねと話していました。仕事をしていく中でうまくいっていない案件に着手するときに、自分たちは内省という素質はないんですが、Aさんだったらどうするんだろう、と二人で考えるようになったら、そのやり方がすごくハマって。進まなかった物事が一個ずつ進み出したんです。
―
すごい!感動!
A氏
自分の弱みが分かって、他の人の強みが分かって。そこのパズルを合わせるイメージができたといった感じです。
N氏
私は対応の仕方かな。人を理解することによって仲良くなれると思いますし、対応も仕事のやりやすさも出てくると思いますし、何かそこには無限の可能性があるかな。
O氏
そうですね。ストレングス・ファインダーを受けたあと、●●さんはどうしてそんな言い方をするの!?と思っても、こういう資質だから多分本人は何とも思ってないんだなと、マイルドに対応できますね。理解できるというか。
―
なるほど。そういう対人関係の緩衝材になる感じですね。
M氏
会話をしていると、周囲に対してちょっとイラっとしてしまうことがあるんですね。それは自分の資質の中で公平性が高いからそう思うんだなと。私は、一呼吸置いてから喋るタイプなのに、相手がバーッとまくし立てて話すと、誰かに味方をされたら不公平だ!と思っていました。ですがこの研修を受けてから、ちょっと落ち着けるようになりました。
今までは闇雲にイライラしていたのが、こういう資質を持っているってわかる部分があるから、私は今こういう風に思うんだと。動機付けになりましたね。
今までは闇雲にイライラしていたのが、こういう資質を持っているってわかる部分があるから、私は今こういう風に思うんだと。動機付けになりましたね。
―
ありがとうございます、そうですね。自分の得意領域とに投資した方がそこのところを達成できる、伸びると感覚的に分かっているところを、もう一回見てみることは面白いですし、それを使ってみんなで成果を出していきましょう、とプラスに捉えていきたいですね。ありがとうございました。
企業情報
会社名 | あすか製薬株式会社 |
資本金 | 11億9,790万円 |
代表取締役社長 | 山口 惣大 |
創立年月日 | 1920年(大正9年)6月16日 |
本店所在地 | 〒108-8532 東京都港区芝浦二丁目5番1号 |